【FF9】ビビの正体は?|黒魔道士の試作品として造られた経緯と森へ落ちた理由
ネタバレ注意
ネタバレを含みますので、未クリアの方はご注意ください。
「FF9のビビの正体は結局なんだったのか」と、クリアしたあとも気になっている人は多いと思います。
ビビは黒魔道士の姿をしていますが、敵として現れる黒魔道士とは違い、最初から心を持っています。
しかも、ビビがどこで造られ、なぜひとりで森にいたのかは、物語の中で少しずつしか明かされません。
そのため、一度クリアしただけでは、ビビが生まれてから旅に出るまでの流れがつかみにくいのです。
そこでこの記事では、黒魔道士が造られた経緯と時期からビビの正体を確かめ、後半でビビが心を持っていた理由を考察します。
この記事を読むことで、ビビが何者で、なぜク族のクワンに育てられたのかがわかります。
結論から申しますと、ビビは黒魔道士の量産が始まる前に造られた試作品(プロトタイプ)です。
ビビは運ばれる途中で飛空艇から森へ落ち、ク族のクワンに拾われて育ちました。
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結論:ビビは黒魔道士の量産より前に造られた試作品
ビビの正体は、次の3点にまとめられます。
- 黒魔道士はブラネ女王が戦争のために造らせた兵隊で、ビビはその量産より前の試作品である
- 試作品のビビは1799年7月に運ばれる途中で森へ落ち、ク族のクワンに拾われて育った
- 本来は心を持たない量産の黒魔道士と違い、ビビは物語の始まりから心を持っている
黒魔道士は、ブラネ女王が戦争のために造らせた兵隊
黒魔道士は、アレクサンドリアのブラネ女王が、戦争を有利に進めるために造らせた人形の兵隊です。
その作り方をブラネ女王に教えたのは、クジャです。
クジャから作り方を教わったブラネ女王は、ダリの村の地下に黒魔道士の工場を建てさせました。
工場の建造を指揮したのは、女王に仕える宮廷道化師のゾーンとソーンです。
工場が完成すると、黒魔道士の量産が始まりました。
量産された黒魔道士は、造られた時期によってタイプA・タイプB・タイプCの3つに分かれます。
番号はタイプAが1〜99番、タイプBが100番台、タイプCが200番台です。
あとに造られたタイプほど、兵隊としての力は高くなります。
こうして造られた黒魔道士たちは、物語が始まってまもなく、ブルメシアやクレイラの戦いに送りこまれます。
黒魔道士とゾーン・ソーンのことは、その他のサブキャラクターのページにも載っています。
ビビは、量産の前に造られた試作品
ビビは、量産タイプの黒魔道士より早く造られた試作品です。
黒魔道士の量産が始まる前には、出来のよい試作品が造られていました。
ところが、その試作品はゾーンとソーンの不注意で、運ぶ途中に落とされて行方がわからなくなります。
試作品が落とされたのは1799年7月で、ビビが飛空艇から森へ落ちたのと同じ月です。
時期も落ちかたも重なるので、この試作品こそがビビだといえます。
森へ落ちたビビは、翌月の8月に、トレノの近くの洞窟で暮らすク族のクワンに拾われました。
工場の動きとビビの歩みは、時期の順に並べると図1のとおりです。
つまり、ビビが生まれたのは、量産された黒魔道士より3か月ほど前です。
ビビは、見た目こそ9歳くらいですが、物語が始まる1800年1月の時点では生まれてから半年ほどしかたっていません。
ビビと量産された黒魔道士の違いは、次の表のとおりです。
| 項目 | ビビ | 量産された黒魔道士 |
|---|---|---|
| 造られかた | 量産より前の試作品 | 量産タイプ(タイプA・B・C) |
| 呼び名 | クワンにもらった名前「ビビ」 | 番号(288号など) |
| 過ごした場所 | 森からクワンの洞窟へ | ダリの工場から戦場へ |
| 心 | 物語の始まりから持っている | 本来は持たず、目覚める者が出てくる |
ビビの能力値や装備できる武器は、ビビのページに載っています。
黒魔道士は霧から生まれ、ジェノムと対になる
世界設定のうえでは、黒魔道士は霧をもとに生み出された存在です。
その霧は、イーファの樹の根を通じて大陸に送りこまれた、ガイアの魂が形を変えたものです。
黒魔道士がガイアの因子から生まれたのに対し、テラの因子から生まれたのがジェノムです。
ジタンとクジャもジェノムなので、ビビとジタンは対になる種族の仲間同士です。
黒魔道士もジェノムも、本来は感情を抑えられた存在として生み出されました。
ガイアとテラの関係は、世界設定:ガイアとテラのページで詳しく確かめられます。
ビビが自分の正体を知っていく場面
ビビは旅の途中で、自分の正体を少しずつ知っていきます。
物語が始まるまで、ビビはクワンから名前と世の中の知識を教わり、自分の生まれに疑問を持たずに育ちました。
ダリの地下で、自分の生まれに疑問を抱く(DISC1)
DISC1で一行が休むダリの村には、地下に黒魔道士の工場がありました。
姿を消したビビを捜すうちに、ジタンたちは村の地下へ足を踏み入れます。
黒魔道士が造られているその地下で、ビビははじめて、自分が何者なのかという疑問を抱きます。
この場面までの流れは、ダリの村・ダリの地下のページに載っています。
黒魔道士の村で、仲間たちの話を聞く(DISC2)
DISC2では、外側の大陸にある枯れた森の奥で、一行が黒魔道士の村にたどり着きます。
この村は、工場から逃げ出した黒魔道士たちが作った集落です。
村の黒魔道士たちは自我に目覚めていて、店や宿屋を営んで暮らしています。
ビビはこの村で、黒魔道士288号から仲間たちの話を聞きます。
村での手順は、コンデヤ・パタ・黒魔道士の村のページにまとめてあります。
クジャに従った黒魔道士たちのことを知る(DISC3)
DISC3で村を再び訪れると、村の黒魔道士の一部は、クジャの話を信じて村を離れていました。
村に残っていた288号は、ビビに事情を話し、クジャの隠れ家の場所を教えます。
クジャに従った黒魔道士たちは、やがてクジャに見捨てられ、村へ戻っていきます。
この場面は、リンドブルム(復興後)・黒魔道士の村のページで追えます。
考察:なぜビビは物語の始まりから心を持っていたのか
ここから先の文は、作中の描写と設定をもとにした考察です。
黒魔道士は本来、心を持たない兵隊として造られました。
それでも、自我に目覚める黒魔道士がしだいに現れ、村を作るまでになります。
目覚めるかどうかは黒魔道士のタイプとは関係がなく、目覚める時期にも個体差があります。
そのため、試作品だったことだけが、ビビに心がある理由だとは言い切れないでしょう。
理由の1つとして考えられるのが、ビビの育った環境です。
世界設定では、黒魔道士の個体差は、戦争という強い環境の中で過ごした結果だとされています。
量産された黒魔道士が戦場へ送られたのに対し、ビビは拾われてから数か月のあいだ、洞窟で育ての親のクワンと暮らしました。
戦争ではなく、育ててくれる相手と暮らした日々こそが、ビビにとっての強い環境だったと考えられます。
一方、村の黒魔道士たちは、試しの運用の最中に逃げ出し、自分たちの暮らしを始めました。
生まれた場所は違っても、ビビと村の黒魔道士は、兵隊として造られながら自分の生きかたを選んだ点で共通しています。
ビビが物語の中で何度も黒魔道士の村を訪れるのも、同じ生まれの仲間として放っておけないからでしょう。
まとめ
FF9のビビは、ブラネ女王が戦争のために造らせた黒魔道士の、量産より前の試作品です。
ビビは1799年7月に運ばれる途中で森へ落ち、ク族のクワンに拾われて名前と知識をもらいました。
自分の生まれに疑問を持たずに育ったビビは、ダリの地下と黒魔道士の村で、少しずつ自分の正体を知っていきます。
ビビの正体を知ってから遊び直すプレイヤーには、ダリや黒魔道士の村でのビビの言葉が違って聞こえるはずです。
ビビの物語を振り返りたい人は、まずダリの村・ダリの地下のページで場面の流れを確かめてみてください。
黒魔道士と対になるジェノムの生まれは、世界設定:ガイアとテラに載っています。
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